第3回知的財産経営戦略セミナーのお知らせ ※終了いたしました
近年、中国・台湾などにおいて、日本の地域ブランドが第三者によって商標出願される問題が相次ぐ中、昨年9月、中国商標局に香港の企業が商標「紀州」の文字を使って釣り竿や運動用具などの分野で商標出願していることが判明しました。商標登録されてしまうと日本企業が「紀州」銘柄の商品を中国で販売する場合、中国の企業から「こちらが最初に商標登録していた」と訴訟問題に発展し兼ねません。こうした事態を防ぐため、和歌山県では平成22年1月から民間企業に委託して、中国と台湾を対象に「紀州」や「和歌山」での商標出願を監視してきました。
今後、経済成長の著しい中国・台湾において事業を展開する上で、商標問題への対応は必要不可欠と考えられることから、この度、関係市町村、各種団体、県内事業者向けに、中国、台湾における商標制度の正しい知識を習得頂くとともに、商標制度を有効に活用し計画的な事業展開を図る上での参考にして頂くためのセミナーを開催いたします。
今回は海外の商標制度に詳しい中川弁理士と、海外の商標監視に詳しい横野弁理士にお越し頂き、商標監視サービスとその有効活用について講演頂きます。せっかくの機会ですので多くの皆様にご参加頂きますようご案内申し上げます。
記
1 日時
平成25年2月14日(木)13:30~16:15
2 場所
和歌山県庁南別館2階201号室(記者室)(和歌山市湊通丁北2-1-1)
3 内容
- 講演 「地域産業振興としての商標と地域商品の海外(中国など)販売」
13:30~14:40(70分)
講師 特許業務法人三枝国際特許事務所 所長代行 弁理士 中川博司 氏 - 講演 「トムソン・ロイターの商標監視サービスとその活用について」
14:50~16:00(70分)
講師 トムソン・ロイター・プロフェッショナル(株) 横野 敬 氏 - 質問、その他連絡事項等
16:00~16:15(15分)
4 定員
50名(※先着順。参加費無料。定員になり次第締め切り。)
5 対象
関係市町村、各種団体、県内事業者の知財担当者及び実務者
6 申込方法
別紙参加申込書に必要事項をご記入の上、平成25年2月9日(金)までに下記問合せ先へFAX又はメールにてお申し込みください。
※主催 (一社)和歌山県発明協会、和歌山県
問合せ先
一社)和歌山県発明協会
〒640-8033 和歌山市本町2-1フォルテワジマ 6階
担当:池本
TEL:073-432-0087 / FAX:073-422-3750
http://www3.cypress.ne.jp/jiii-wakayama/